2015年10月25日

ドリルNo.4「昨晩すき焼きを作ったよ」


【どうして日本人は英語が話せない?】

日本人はわざわざ「目的語を訳し、動詞に戻って訳す」という作業をするのでしょうか。これは単に英文読解のための日本人だけの作業です。
歴史的に昔、外国語である漢文が日本に伝来した当時は、やはりこの「後戻り訳」をしていました。しかし日本人は「業を行う」を「営業する」とか、「書を読む」を「読書する」という日本語にしたのです。
つまり、「英語でも他の外国語でも「そのまま理解する」ことが重要だということです。
例えば、makeは「ものや物事を現実化する」が本質的な意味ですが、make moneyは「偽金作り」ではなく「お金を稼ぐ、もうける」、「化粧をする」は「化ける」といったイメージで、まず動詞フレーズで意味をとえたら、英文の生産はかんたです。

 make money  お金を稼ぐ、もうける
  Do you make money? (ふだん)お金を稼いでるの?
  Did you make money? (その時)お金を稼いだの?
 make a face    顔をしかめる, いやな顔をする
 make up one's face  化粧をする
  Do you make up one's fac? (ふだん)化粧してるの?
  Did you make up one's fac? (その時)化粧したの?
 make a plan   計画を立てる
 make a copy   コピーをする
 make a reservation  予約する
 make a decision   決定する
-----------------------------------
英語はbe動詞系列と一般動詞系列の2つで成り立っています。言うなればbe動詞系列のam, are,is、was, wereとdo, does, didということです。
今回のものは、[九九]のように覚える英会話にとりあげた「6つの英会話のテーブル」の内、一般動詞過去形のテーブルです。

○英語の九九 ファンクションフレーズテーブル 一般動詞 過去形
table-2

「理屈」ではなく、口からとっさにこのファンクションフレーズが飛び出すためにはトレーニングが不可欠です。つまり「様々の主体の過去の行為・欲求など」を表すためには以下のように宣言するとことになります。
過去形では、do, doesではなく、すべてdidが使われます。簡単ですね。

このテーブルにある[GROUP-A]から[GROUP-D]は以下の表現展開を支えます。
[GROUP-A] 肯定形
  -- 私、〜したよ、あなた、〜したよ、彼女、〜したよ‥
[GROUP-B] 否定形
  -- 私、〜しなかったよ, あなた、〜しなかったよ、彼女、〜しなかったよ、‥
[GROUP-C] 疑問形
  -- 私、〜したの?、あなた、〜したの?、彼女、〜したの?‥
[GROUP-D] 否定疑問形
  -- 私、〜しなかったの?、あなた、〜しなかったの?、彼女、〜しなかったの?‥
※本では[GROUP-D]が含まれていませんが、ON LINE講座では扱います。
また、「私、〜したよ、あなた、〜したよ」などの日本語を付記したのはまったく便宜てきなものです。

さて、「 [九九]のように覚える英会話」に「ドリルNo.4 (その時)ケーキを作ったよ」にあります。

大切なことは、いつも言っていることですが、日本語訳から英作するのでは「イメージしてください」というフレーズを使って行うことです。これが、私の言う英語を「そのまま理解する」ということなのです。

 (1) made some cakes  ケーキを作った
 (2) made some coffee  コーヒーをいれた
 (3) made some hand roll sushi 手巻き寿司を作った
 (4) made a doll  人形を作った
 (5) made a doghouse  犬小屋を作った
 (6) made a model plane  模型飛行機を作った
 (7) made a dress ドレスを作った
 (8) made a meal  食事を作った
 (9) made breakfast 朝食を作った
 (10) made sukiyaki すき焼きを作った

さてこの動詞フレーズを使った発想トレーニングは以下のように行います。実際の本や動画では(1) から(10) までのトレーニングとなっていますが、すべてをあげることができないのでサンプルをあげておきます。

 [GROUP-A] 肯定形
 I made some cakes.
 She made some cakes.
 [GROUP-B] 否定形
 I didn't make any cakes.
 She didn't make some cakes.
 [GROUP-C] 疑問形
 Did you make any cakes?
 Did she make any cakes?
 What did you make? ※
 What did she make? ※
 [GROUP-D] 否定疑問形
 Didn't you make any cakes?
 Didn't she make any cakes?

注意していただきたいことは2つあります。
1つは、動詞makeの過去形が使われるのは[GROUP-A]の肯定形だけということ。
2つめは、基本的に否定、疑問、否定疑問表現ではsomeではなく、anyを使います。

さて、今回は紹介を「九九で覚える英会話」に所収されている記事に現在形や過去形で使われる「時」表現」があります。
このブログの

 I made some cakes every morning.
 She made some cakes once a day.
 She made some cakes on Sundays.
 She made some cakes every other day.

これらのフレーズなどを使うと様々な表現ができますね。
   I made some cakes yesterday morning.
   I made some cakes last night.
   I made some cakes several hours ago.
   I made some cakes in those days.

もちろん、この項は36ページから始ますが、特に40ページから41ページの音声を聞きながらトレーニングを行ってください。音声と同時にあなたの声が重なるようになった時、しめたものです。


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